10月1日に開催された経済産業省・情報化月間でJUASのUISS普及戦略が明らかになりました。 セミナーは、10月28日(水)のUISSセミナー、及び12月4日(金)のスキル標準ユーザー協会との共同開催イベントが決まっています。 また、企業導入に向けた具体策に関しても、ワークショップやコンサルティング・サービスなど、様々な形で用意されています。
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JUASが提供するUISS導入・活用・運用を支援するコンサルティングサービス |
JUASが提供するUISS企業導入に直結するワークショップについては、先回紹介しました。 今回は、導入コンサルタントが企業導入を支援するコンサルティング・サービスについて、その内容と効果などをみていきます。 (図参照)
@ UISS導入コンサルテーション 導入手順に従って要求分析から導入を進めるコンサルテーション (約4か月)
Aテンプレート方式 UISS導入コンサルテーション 導入テンプレートを使用したコンサルテーション (約2ヶ月)
BUISS活用コンサルテーション スキルデータ分析など人材育成計画立案、及び運用を進める上でのPDCAを支援するコンサルテーション |
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JUAS提供「企業導入コンサルティング・サービス」 |
次に示す2種類のサービスは、UISSを企業に導入するためのコンサルテーションで、運用するための仕組みを作り上げるまでの支援です。
@ UISS導入コンサルテーション <じっくりと取組み、現場参加型で仕組みの完成度をなるべく上げたい場合> 経営層や責任者のインタビュー、事業計画の要求モデル化から機能モデル、人材像策定、仕組みの構築までのフル・コンサルテーション。 約4ヶ月で運用可能な仕組みの構築が可能。
Aテンプレート方式 UISS導入コンサルテーション <コストや工数を押えて手早く導入したい場合> テンプレートを活用して仮説の策定からスタートし、作業上の気づきを反映させながら改善していくコンサルテーション。 約2ヶ月で運用可能な仕組みの構築が可能。 |
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JUAS提供「活用・運用コンサルティング・サービス」 |
ここでは、UISS導入後の活用、及び運用を支援するためのコンサルティング・サービスを紹介します。
BUISS活用コンサルテーション ・スキルレコーディング結果の分析 〜話し合いの上、ターゲットを設定〜 -フレームワーク上の分布、在職期間と保有スキルの状況、保有コンピテンシーなど ・運用モデル策定 -浸透のための準備、及び既存の面談プロセスも含めた運用モデルを策定 ・プロフェッショナルコミュニティの運用 -スキルセット、運用プロセスなどの見直し/スキル管理ツールへの反映 -他社推進者を招き、講演や話し合いの場を設定 ・ To Be人材ポートフォリオの設定 -機能分析による人材像別人数設定など ・育成プランの策定 -分析結果やインタビューより計画策定 -育成計画、スキルギャップを元にした適正トレーニングの設定 -トレーニングディクショナリ策定 ・キャリアカウンセリングルームの設置 |
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活用・運用のポイント |
先述の「To Be人材ポートフォリオの設定」については、必要だとされながらどのように考えていいか分からないという声を耳にします。どうしても人材を基に考えるので、As Isから脱しきれないという感覚です。
UISSでは企業力、組織力の向上を一番に挙げているので、To Be機能(タスク)を策定しますが、同様の視点で人材を基本にするのではなく、機能、しかもTo Be機能をベースにするという考え方に立つことが重要です。
それを求めるには、次のように進めます。
●事業責任者、部門長へのインタビュー 対象事業エリアや部門の機能的、能力的充足度の調査、及び必要人数 (To Be)の設定 ●To Be人材ポートフォリオ ・キャリアプラン策定の見直しと効果的支援 ・スキルアップ目標の設定 ・外部情報のインプットによる自律意識の醸成 etc.
また、育成計画立案・実施のPDCAも重要ですが、同じくらい仕組み自体の改善を促すPDCAも重要です。 その実現のためのコミュニティなどの運用支援も効果的です。 |
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コンサルティング・サービスの成果物 |
提供されるコンサルティング・サービスの成果物は、この表に示されるものを基本としています。
是非、一歩進めるには短期間・低コストを実現したこれらのサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
詳しくは、JUASにお尋ねください。
UISS_CENTER@juas.or.jp |
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▲▽ 関連サイト ▲▽
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・ JUASワークショップと提供されるスキル管理ツール
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登録:2009-10-18 16:51:30
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