今年も年末恒例の「スキル標準ユーザーズカンファレンス2013」が、12月7日(金)目黒雅叙園にて開催されます。 今回は先行してその見どころをお伝えしたいと思います。
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カンファレンス概要 |
「スキル標準ユーザーズカンファレンス2013」は、「スキル標準(ITSS、UISS、ETSS)」を単一テーマとしての日本最大級で唯一無二のイベントです。 主催特定非営利活動法人スキル標準ユーザー協会(SSUG)と、独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)、及び一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の共催で実施されます。
経済産業省の人材政策方針をはじめ、今年3月末に公表されたつのスキル標準(ITSS、UISS、ETSS)を有効活用できる「共通キャリア・スキルフレームワーク」(CCSF)をスキル標準の既に運用されている企業でどのように使うかや、ITSS、UISS、ETSSの利活用事例など幅の広い構成となっています。
スキル標準の導入を検討されている企業、また既に運用されている企業にとって、課題の解決策やヒント・気づきを得られるに違いありません。 スキル標準を主役とした大規模なカンファレンスはこれしかなく、CCSFなど最新の情報を得るチャンスは年に一回しかありません。
当日のスケジュール、および見どころは次の通りです。 |
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午前のプログラム |
基調講演 「経済産業省のIT人材育成政策」 経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐(企画調整担当) 村上 貴将 氏
次世代IT人材は「専門分化から融合人材、マルチスキルへ」、急速に変化していく環境を前提に、産業構造審議会の情報経済分科会人材育成ワーキンググループから一つの提言が出ています。委員会はこの9月で終了し、「次世代高度IT人材像と情報セキュリティ人材、今後の階層別の人材育成」に関する報告書が出ました。この報告書について、および経済産業省におけるIT人材育成政策の現状と今後の方向性が語られることでしょう。
特別講演 「転換期のIT産業、情報システムと求められる人材・スキル」 株式会社 野村総合研究所 コンサルティング事業本部 主席コンサルタント ICTメディア産業コンサルティング部長 桑津 浩太郎 氏
現場に詳しい氏から、利用者側、供給者側の双方の視点で、新たなビジネスモデル、システム要件の変化と、それに対応するための人材について、どのようなスキルを強化すべきかなど方向性の話が聞けます。 |
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午後のプログラム |
午後は2トラック並行で予定が組まれています。
<CCSFセッション> 「CCSFを使ったスキル標準の企業導入・活用について」
〜スキル標準活用企業のCCSF対応について〜 独立行政法人 情報処理推進機構 IT人材育成本部 ITスキル標準センター 調査役 遠藤 修 特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会 専務理事 高橋 秀典 株式会社 メタテクノ 技術推進本部 副本部長 武田 昌弘 氏
ITSSを筆頭に、スキル標準をすでに活用されている企業の数は大変多い状況です。作り上げた仕組みのPDCAを回している企業でも、環境の変化によって見直しを余儀なくされるのは周知の事実です。CCSFは新規導入だけではなく、既存の仕組みの見直しにも大きな効果を発揮できます。固定化された仕組みは陳腐化するばかりでなく、企業戦略や事業計画とリンクできない問題を引き起こします。すでにスキル標準を活用している企業、及びこれから活用しようと考えている企業が、どのようにCCSFを使うかを解説します。
事例のメタテクノ・武田氏のお話は、CCSFの3月の公式発表に先行して実施したSSUGのCCSFワークショップに参加され、いかにスキル標準を導入したかの具体的なものです。現場感あふれる語り口は分かり易く、お聞きの皆様の参考になるに違いありません。
このトリオで、多くのCCSF地方展開セミナーをこなしました。一聴の価値あり!です。
<UISS事例> 「2つの標準化によるIT部門の改革推進」 株式会社 ベネッセコーポレーション 基盤本部 IT戦略部 部長 /株式会社 シンフォーム 取締役 兼 業務システム本部 本部長 樋口 康弘 氏
スキル標準で人材の開発・育成だけでなく最適配置をも実現された、UISS活用の最も成功した事例と言えます。もう一つのシステム開発標準と合わせた画期的な仕組みです。
「ユーザー企業における情報人材育成の取組」 丸文 株式会社 ICT統轄本部情報インフラ推進室 室長 湯田 聖 氏
<ITSS事例> 「ITSS ITSMを活用した継続的スキル改善へのチャレンジ」 株式会社 NTTデータSMS 経営企画本部 人事部長 業務管理部長(兼務) 吉武 美沙 氏
「スキル標準(ITSS)導入の現場から〜キーウェア・スキル標準導入の軌跡〜」 キーウェアソリューションズ 株式会社 人材開発室 シニアエキスパート 山村 富教 氏
ITSSを早期に導入したが、何も変えずにスキル診断をしたことで現場からの猛反発につながった経験から、自社のモデルに合ったものの構築に再チャレンジし、見事ビジネスにマッチしたキーウェアスキル標準を完成、人事制度にもうまくリンクさせています。ITSS導入での体験した「生みの苦しみ」「再帰」と「将来構想」をお話しいただけるでしょう。
<ETSS事例> 「ETSSの活用方法と効能、課題と対応」 富士ゼロックスアドバンストテクノロジー 株式会社 デバイスSW開発統括部 SW技術開発G グループ長 杉浦 英樹 氏
今回も盛りだくさんです。 是非お越しください。 |
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▲▽ 関連サイト ▲▽
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・ カンファレンス参加申し込み
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登録:2012-11-29 18:27:54
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